釧路監督者訓練員協議会
TWIを受講し、監督者訓練員の資格を有する者で昭和57年に結成された協議会です。
■TWIについて
Training Within Industry(企業内訓練)の略称です。
厚生労働省の職業能力開発促進法に基づく教育訓練で生産性現場等における第一線監督者及び候補者を対象に、監督者に必要な5つの条件(仕事の知識、職責の知識、教える技能、改善する技能、人を扱う技能)の内3つの技能の向上を目的とした訓練です。
理論よりも実践を重んじ、受講生の実習・実演による訓練となります。
会員は48時間講習への派遣講師や、監督者を養成する10時間講習(TWI研修)の講師となっております。
■48時間講習
平成15年度から実施されている北海道監督者訓練協議会表彰では永年、TWIトレーナーとして活躍した功績が評価され表彰を受けております。 (48時間講習について)
TWIのコース・内容
仕事の教え方(JI) | ■JI(Job Instruction) 教える前の作業分解の仕方及び確実で信頼できる正しい教え方の技能を付与し、実践的な演習により部下の指導の仕方を習得します。 |
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改善の仕方(JM) | ■JM(Job Methods) 具体的演習により作業・動作の無駄をなくし、労力・設備を有効に活用するのに役立つ実際的方法を習得します。 |
人の扱い方(JR) | ■JR(Job Relations) 部下との人間関係を円滑にし職場に問題が起きるのを未然に防止し、あるいは問題が起きてもそれをうまく処理する能力を付与し、部下の仕事に対する意欲を向上させる技能を習得します。 |
安全作業のやり方(JS) | ■JS(Job Safety) 「安全」とは事前に対策を考えて処置することです。起こってからの事後処置ではないことをはっきりと認識し、安全推進のキーマンとして「人間の尊重」「要因の究明」に心掛けるように指導します。TWIではおなじみの4段階法も「安全作業のやり方」として設定されています。 |